スタバのティバーナから、新作のフローズンティーが出ました!
なんと「煎茶とグリーンアップル」の異色の組み合わせです。
みなさん、想像してみてください。
おにぎりに合う、すっきりとした味わいの煎茶。
おじいちゃんとおばあちゃんが湯のみで飲んでる、あれです。
それから、グリーンアップル。つまり、青リンゴです。
私は青リンゴってあまり生食で食べる機会が無いので、
イメージするのはぷっちょとか、ハイチュウの青リンゴ味なのですが、正直あまり好きではありません。
真っ赤なリンゴよりも甘くなくて、あっさりしているのでお菓子には向いているのかもしれませんが、わざわざ食べたいと思わない青リンゴ。
それと、煎茶??…うーん。
飲む前は、「ほぼ煎茶、青リンゴの風味が鼻から抜けていく感じ」
だと思っていました。
要はアップルティーですね。
他にもレモンティーやピーチティーなどありますが、紅茶にフルーツの果汁を合わせたような感じを想像していたのです。
まずは見た目から。
まるで初夏の草原のような美しいグリーン!
上のフローズン部分の黄緑色から、底の方にいくにつれて緑が濃くなっていて、グラデーションが綺麗だなと思いました。
よく見ると、黄緑色の小さなキューブが。
青リンゴの角切りでしょうか。これがまた宝石のようにキラキラと光っています。
早速飲んでみます。
スタバのサイトによると、
「煎茶に抹茶、青しそ、山椒、ペパーミントをブレンドしたグリーンティー」とありましたので、若干恐る恐るでした。
ところが…
私の舌で感じられたのは、アップルジュースでした。
それも純粋な、すっきりとしたアップルジュース。
サイトで言っているような複雑なスパイスのひとつも感知できませんでした。
むしろ煎茶すら感じない。
そんなバカな。もう一度、飲んでみます。
今度はかろうじて煎茶の香りを探り当てることができました。
が、本当にほのか〜〜に、言われてみれば煎茶の香りかな、という程度です。
青しそや山椒が入っていたらさすがに気付きそうですが、それは全く分かりませんでした。
そう言われても、「いや、入ってないよ」と否定したいほど感じません。
次にストローで狙って、青リンゴキューブを吸ってみました。
サイトでは「イタリア産の青リンゴのコンポートとかぼすペースト」と記載されていました。
なるほど、コンポートにすることで、生の状態ではベースとなる煎茶やフローズンに負けてしまう、青リンゴの甘みを感じられるようにしているんだな。
これはとても美味しかったです。
どうせならもっと大きい角切りにして、フルーツ感を楽しみたい。
かぼすはあまり主張しておらず、ほんのり酸味をプラスしていて、リンゴだけでは甘くなりすぎるのを抑えている感じでした。
全体的な印象として、先ほども言いましたが、これはほぼ「アップルジュース」でした。
ただ、よくある赤いリンゴの、100%アップルジュースよりも、甘みを抑え、のどごしをすっきりとさせたような味でした。
あっさりとしている分、ベースに煎茶を置くことで深みをプラス、さらに青リンゴのコンポートでフルーティーさを、フローズンで清涼感を演出しています。
サイトの情報から想像していたものとは全く違ったけれど、
やっぱり美味しかった。
想像は裏切っても、期待は裏切らない。
これがスタバか…!
ちなみに…
煎茶をブラックティーやパッションティーに変更することも可能だとか。
きっと飲む前の私の想像通り、アップルティーになるでしょう。
でも私はこのままが好きだと思います。
何より、この美しい緑のドリンクを目でも楽しみたいのです。
本格的な夏に向かって暑くなってきた日本で、クールジャパンの煎茶をごくごく飲みましょう!
余談ですが、この暑いのに、田んぼで熱々の煎茶飲んで休憩しているおじいちゃんおばあちゃんって、すごくクールですよね⭐️
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