【子供の食物アレルギー】実は予防できる!【食物アレルギーを防ぐためにやるべきこととは?】

食物アレルギー

こんにちは、マッチンです。

うちの長女はいくつか食物アレルギーを持っています。

「アレルギー」と一口に言っても、様々な症状があります。

例えば、何か食べた後に、口の周りに発疹が出る子もいれば

お腹が痛くなったり、吐いたりする子もいます。

時には「アナフィラキシー症候群」といって、呼吸困難に陥り、命の危険にさらされる場合もあるので、心配なパパやママも多いのではないでしょうか。

うちの長女も、4歳になるまでに2度、食物アレルギーによるアナフィラキシー症候群で救急車で運ばれたことがあります。

そんな危険な「アレルギー」から、子供を守るにはどうしたらよいか。

長女の主治医から指導してもらったことを紹介してみたいと思います。

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【食物アレルギーを起こす物質】

まず、食物アレルギーが起きる仕組みについて解説していきたいと思います。

アレルギーのある食べ物を口に入れると、体の中の免疫が過剰に反応してしまって、逆に体に害のある症状を引き起こす…ということをなんとなく知っている人は多いのではないでしょうか。

では、その原因となっているアレルギー物質の正体とは?

それは「たんぱく質」です。

食べ物が胃から小腸に運ばれて分解される際、ある特定の食べ物に含まれるたんぱく質が悪いものだと認識されると、lgE抗体という免疫細胞が分泌されます。

このlgE抗体は人それぞれ異なる物質に対する抗体であり、

例えば、卵に対してのlgE抗体を持っている人は卵を食べた時にのみ、この抗体が分泌されます。

この抗体が、有害なたんぱく質から身を守るために過剰に働いてしまうことで、発疹や咳、下痢や嘔吐などのアレルギー症状を引き起こすのです。

でも、食べ物に含まれるたんぱく質が本当に有害というわけではありませんよね?

ではどうして体は有害だと誤認識してしまうのでしょうか。

【アレルギーになる環境】

生まれたばかりの赤ちゃんにアレルギー検査をしても、アレルギー反応が出なかった、という実験結果があります。

ところがその赤ちゃんが生後3ヶ月になった頃にもう一度検査をしてみると、食物アレルギーの反応が出たのです。

つまり、この赤ちゃんは、生まれつきアレルギー体質だったわけではないということです。

では、生まれてから3ヶ月になる間に、一体何が変化したのでしょうか。

注目すべきは皮膚の状態です。

【アレルギー抗体 lgEができるまで】

皮膚が荒れていると、肌の表面の細胞と細胞に隙間ができ、肌のバリア機能が低下します。

このバリア機能は、空気中の細菌や有害物資、乾燥などの外的刺激から守ってくれています。

これが壊れていると、湿疹や乾燥肌になるだけでなく、空気中に含まれる食べ物の成分が肌を通して、体に吸収されていきます。

通常、口から摂取して胃から小腸へ運ばれて分解・吸収されるはずの食べ物が、肌から吸収されるとどうなるのでしょうか。

卵と乳に対してアレルギーを持っている人が、乾燥や湿疹などの肌トラブルのない綺麗な肌に卵を、湿疹のある荒れた肌に牛乳を含ませたガーゼを数時間〜数日置いてみた、という実験があったそうです。

すると綺麗な肌に置いた卵成分に対してのアレルギーの数値が低くなっていたのです。

反対に、荒れた肌に置かれた牛乳に対してのアレルギー数値は前よりも高くなってしまったとのこと。

この実験で、荒れた肌から食べ物を吸収すると、アレルギーになりやすくなるということが分かります。

昔、緑茶成分が配合された洗顔石鹸が発売されましたが、その石鹸を使った人が急に肌の赤みやかぶれに悩まされ、よく調べてみると小麦粉アレルギーを発症していた、という騒動があったことを覚えている人はいるでしょうか。

実はこの石鹸には、小麦粉が原材料に含まれていました。洗顔をすることで、小麦粉成分が毎日少しずつ肌から体内に吸収され、やがて小麦粉に対するlgE抗体が出来上がったのではないかと言われているそうです。

また、以前は「離乳食などで、最初の一口を食べてアレルギー抗体ができ、2口目でアレルギー症状を発症する」と言われていたそうですが、

実は初めて一口食べたその日に、アレルギー症状で診察する人が多いとのこと。

このことからも、「食べる」ということが原因ではなく、「肌に触れる」ということが関係していることがうかがえます。

【アトピー性皮膚炎とアレルギーの関係】

実は食物アレルギーとは違い、アトピー性皮膚炎(湿疹や乾燥肌、かゆみ肌など)は、親からの遺伝であることが多いそうです。

わたしたちの皮膚には、外的刺激から肌を守るために、グリセリンという天然の化粧水のようなものが分泌されます。

ところが、このグリセリンを自分で作ることのできる人と、できない人がいます。

分泌できないと皮膚が乾燥し、湿疹やかゆみの原因となります。

これが「アトピー性皮膚炎」といわれるものです。

そしてこの保湿成分を分泌できるかできないかは生まれつき決まっていて、

両親の一方または両方が分泌できない=アトピー体質だと、その子供もアトピー体質であると言われています。

アトピー性皮膚炎で肌が荒れていると、肌を外的刺激から守るバリア機能が低下します。

その壊れたバリアの隙間から、食べこぼしなど直接肌に触れたり、調理中に食材の成分が微量散らばったものが空気中に含まれていて接触したりすることでも原因である食物の物質が細胞へ侵入、この時にアレルギーlgE抗体ができるのです。

※この「空気中の食材成分」は洗濯をしたり掃除をすれば除去できるレベルのものではないそうです。特に卵成分は落ちにくく、一見関係ないと思われる寝室のベッドですら、たくさんの卵成分が発見されることがあるとのこと。原因物質の除去よりも、まず肌のバリア機能を強化することのほうが先決です。

通常、小腸から吸収されるはずの食べ物が、それ以外の場所から入ってきたので、体が異物だと認識する…そう考えると納得がいく現象です。

そして免疫細胞は次に入ってくる時に備えて、抗体=攻撃の用意をしています。

そこへ口から胃、小腸へ食べ物が運ばれて来た時にlgE抗体がヒスタミンなどの物資を分泌するとくしゃみや咳、皮膚症状などを引き起こし、または下痢や嘔吐などで必死に体から排出しようとするのです。

これがアレルギーの正体です。

【アレルギー体質にならないためにできること】

前述で、アトピー性皮膚炎は生まれつき決まっている体質だが、

食物アレルギーは生後の肌の状態によって作られるということがわかりました。

ではアレルギー体質にならないためにはどうしたらよいのか。

それにはまず肌トラブルを起こさないことです。

お子さんがこれから生まれるという方、生まれたその日から保湿剤を塗ってあげられるように、入院セットに保湿剤を加えることをお勧めします。

2人目の子供が生まれる前、主治医に聞いてみたところ、「ぜひ出産後、はじめてのオムツ替えの時から保湿してあげてください」と言われました。

それから肌トラブルがあれば一日も早く改善することです。

今すでに湿疹や乾燥がある場合は、皮膚科やアレルギー専門医に相談してみましょう。

出来るだけ早く治療を開始すれば、治るのも早いそうです。

なかなか湿疹が治らないなあ…と悩んでいるうちにも、どんどんアレルギーになる可能性が高まってしまいます。

【私の反省から…】

娘は生後すぐから、脂漏性湿疹(新生児ニキビ)や乳児湿疹になりました。

夏生まれのこともあり、私はとにかく汗をかいたらすぐ濡れたガーゼで拭いたりしていましたが、ベタつく娘の肌に保湿が必要だとは思っていませんでした。

そして4ヶ月健診で「少し湿疹ができているから診てもらって」と言われるまで、赤ちゃんだから多少のあせも、乳児湿疹は仕方ないと思っていました。

その後小児科でアトピー性皮膚炎用の保湿剤をもらっても、「余計湿疹が増えている気がする…やっぱりベタベタさせない方がいいんだ」と塗るのを辞めてしまったのです。

実は赤ちゃんの湿疹は乾燥が原因であることが多く、夏でも肌の水分量は大人の半分以下だそうです。

湿疹ができたら乾かすのではなく、シャワーなどで清潔にして、とにかく保湿

今では常識ですが、当時は母や祖母に教わりながらの育児でした。(昔はベビーパウダーを使ってとにかく乾燥!の時代だったとか…真逆だ😓)

そんな医師の言う事を聞かなかった私は、娘の湿疹を放置してしまい…

顔や手足、お腹など、湿疹は全身に広がっていました。

さすがに痒がるようになったので、診察すると「アトピーです。しっかり治療しないといけません」と言われてしまいました。

娘には悪い事をしたな…と反省しました。

その日から医師の指導のもと、しっかりと薬や保湿剤を塗りましたが、もう遅すぎたのかもしれません…

調理中に舞った卵の成分が空気中を漂い、娘のアトピー肌から体内に少しずつ取り込まれていったのでしょうか。

それから1年後に娘は卵アレルギーを発症、アナフィラキシーという重篤な症状を引き起こしてしまいました。

このことは娘に対して、本当に申し訳なかったと今でも思っています。

今では毎日欠かさず保湿剤とアトピー治療薬を娘に塗り、一部カサつきや赤みが残るものの、だいぶ改善されてきました。

そして、肌の状態が良くなっていくにつれて、卵アレルギーのレベルも軽くなっていったのです。

まだアトピーとアレルギーの関係性については研究段階らしいので、主治医も「今後の治療に良いデータが取れました✨」と喜んでいました。

次女も、本当にはじめてのオムツ替えの時から、保湿剤を毎日塗っています。

それでもやはりお姉ちゃんと同じく、次女もアトピー体質だったようで、保湿剤だけでは湿疹が治らない場所もあるため、医師に処方されたアトピー治療薬が必要でした。

また食物アレルギーへの影響も心配されるため、離乳食が始まった5ヶ月の時に採血し、アレルギー検査をしてもらっています。(結果は後日。またブログにて紹介したいと思います。)

赤ちゃんのお世話は本当に、体力・気力ともに消耗しますが、

大切なお子さんが食べ物をおいしく食べられるように、すべすべお肌でいられるように、

ぜひお風呂あがりの保湿、がんばってみてください。

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